きり‐ぎん【切(り)銀】
中世末から近世初期、切り金と同様に使った銀。
きり‐くい【切り杭】
1 木の切り株。 2 《木の杭から芽が生え出るのにたとえて》中古、正月の女叙位(にょじょい)のとき、女官が、自分の年功と母親の年功を合わせて叙爵を申請したこと。
きり‐くぎ【切り釘】
「合い釘」に同じ。
きりく‐しゃ【軌陸車】
軌道(線路)と道路の両方を走ることのできる車両。鉄道の保線工事や整備作業などに用いられる。
きり‐くず【切り屑】
物を切ったときに出る不用の部分。
きり‐くずし【切(り)崩し】
切り崩すこと。「組織の—を図る」
きり‐くず・す【切(り)崩す】
[動サ五(四)] 1 削り取ってもとの形でなくする。「山を—・す」 2 相手方の弱点などを突いて、全体のまとまりをこわす。「敵陣を—・す」「反対派を—・す」
きり‐くだしぶみ【切下文】
平安時代、大蔵省から諸国に、租税や儀式・行事の費用の割り当てなどのために発行された文書。
きり‐くち【切(り)口/截り口】
1 物を切った面。切断面。小口(こぐち)。 2 切り傷の口。 3 切る手並み。また、方法。物事を批判したり分析したりするときの、着眼や発想のしかたなど。「新しい—で批評する」 4 封をした袋など...
きり‐くび【切(り)首/斬(り)首】
1 首を切ること。また、切り落とされた首。首級。 2 歌舞伎の小道具の一。作りものの首級。