げ‐かい【外海】
仏語。須弥山(しゅみせん)を巡る九山八海のうち、外側の第八山と第九山(鉄囲山)との間にある塩水の海。
げ‐かい【外階】
⇒外位(げい)
げか‐い【外科医】
外科を専門とする医師。
げかしつ【外科室】
泉鏡花による短編小説。明治28年(1895)6月、雑誌「文芸倶楽部」に掲載。麻酔による手術を拒む伯爵夫人と執刀医高峰の秘められた関係を描く。
げ‐かん【下官】
1 下級の官職。下級の官吏。 2 役人が、自分のことをへりくだっていう語。卑官。「—退出」〈小右記・寛仁元年八月廿七日〉
げ‐かん【下巻】
書物の巻数を二つまたは三つに分けてある場合の最後の巻。
げ‐かん【下疳】
性交によってできる伝染性の潰瘍(かいよう)。陰部に生じることが多いが、口唇や指などにもできる。病原菌によって軟性下疳、硬性下疳、混合下疳の3種がある。疳瘡(かんそう)。
げ‐かん【下澣/下浣】
⇒かかん(下澣)
げ‐かん【外官】
律令制で、地方官の総称。国司・郡司など。⇔内官。
げ‐かん【解官】
官職を解任すること。免官。「その咎(とが)によりて判官を—せられ」〈保元・上〉