げん‐とう【現当】
仏語。現世と来世。この世とあの世。現未。げとう。
げん‐とう【舷灯】
夜間、航行中の船舶が進行方向を他船に知らせるため、両舷に掲げる色灯。右舷に緑灯、左舷に紅灯をつける。
げん‐とう【舷頭】
ふなばた。ふなべり。
げん‐とう【減等】
[名](スル)等級を下げること。「会の同意を以て厳刑を—するの法律ありければ」〈竜渓・経国美談〉
げん‐とう【厳冬】
冬の、寒さが最もきびしいころ。また、寒さのきびしい冬。「—の候」「—期」《季 冬》
げんとう‐き【幻灯機】
幻灯を映写する装置。スライド映写機。
げん‐とく【元徳】
たくさんの徳の中で最も根本となるもの。プラトンは知恵・勇気・節制・正義の四徳をあげ、中世キリスト教の支配した時代には信仰・希望・愛の神学的三徳をいった。主徳。
げんとく【元徳】
鎌倉末期、後醍醐天皇の時の年号。1329年8月29日〜1331年8月9日。
げん‐とく【験得/験徳】
《「けんとく」とも》加持祈祷(かじきとう)などによって霊験を得ること。また、その霊験。「千手陀羅尼の—かぶり給ふ人なり」〈大鏡・良相〉
げんと‐ぐん【玄菟郡】
前漢の武帝が前108年朝鮮に設置した四郡の一。4世紀初め高句麗(こうくり)に併合された。