げき‐りゅう【激流】
勢いのはげしい流れ。はげしく変化する物事のたとえにもいう。「—を下る」「時代の—にもまれる」
げき‐りょ【逆旅】
《「逆」は迎えるの意。「ぎゃくりょ」とも》 1 旅客を迎える所。宿屋。旅館。 2 旅をすること。旅。「—にして友なき哀れには、なにとなく心細き空に思ひしられて」〈海道記〉
げき‐りょく【撃力】
衝突や打撃などによって瞬間的に物体に作用する大きな力。
げき‐りん【逆鱗】
《竜のあごの下にある逆さに生えたうろこに人が触れると、竜が怒ってその人を殺すという「韓非子」説難の故事から》天子の怒り。転じて、目上の人の怒り。
逆鱗(げきりん)に触(ふ)・れる
天子の怒りに触れる。また、目上の人を激しくおこらせる。 [補説]「天子や目上の人を怒らせる」意であるから、自分や目下の人について使うのは誤り。
げき‐るい【逆類】
謀反を起こした人々。ぎゃくるい。「星旗電戟(でんげき)の威、—勝つに乗るに似たり」〈盛衰記・三〇〉
げき‐れい【激励】
[名](スル)はげまして、奮い立たせること。「選手団を—する」「𠮟咤—」
げき‐れつ【激烈/劇烈】
[名・形動]きわめてはげしいこと。また、そのさま。「—を極める争い」「—な口調」 [派生]げきれつさ[名]
げき‐ろう【逆浪】
さかまく波。世の中が乱れていることのたとえにもいう。ぎゃくろう。「この宮ぞ、誠に四海の—をも静められて」〈太平記・三四〉
げき‐ろう【激浪】
荒々しくはげしい波。物事の勢いがはげしいことのたとえにもいう。あらなみ。