しゅんちゅう【春昼】
泉鏡花の小説。明治39年(1906)11月、雑誌「新小説」に発表。翌12月には続編にあたる「春昼後刻」を同誌に発表している。鏡花自身も療養のためたびたび訪れた逗子を舞台とする幻想的な作品。
しゅん‐ちゅう【春昼】
春の、のんびりとしたひるま。《季 春》「—や廊下に暗き大鏡/虚子」 [補説]作品名別項。→春昼
しゅん‐ちょう【春鳥】
ウグイスの別名。
しゅんちょうしゅう【春鳥集】
蒲原有明(かんばらありあけ)の第3詩集。明治38年(1905)刊。日本近代詩に象徴詩の新風を吹き込んだ。
シュンツ【順子】
《(中国語)》マージャンで、同じ種類の数牌(シューパイ)3個の数が連続する組み合わせ。
しゅん‐てい【瞬低】
「瞬時電圧低下」の略。
しゅん‐てい【瞬停】
⇒瞬断
しゅんてん‐おう【舜天王】
[1166〜1237]琉球の王。名は尊敦(そんとん)。源為朝の落胤(らくいん)と伝えられる。1187年王となり、在位51年という。
しゅん‐でい【春泥】
春の、雪解けや霜解けなどによってできたぬかるみ。《季 春》「—を人罵りてゆく門辺/虚子」 [補説]書名別項。→春泥
しゅんでい【春泥】
久保田万太郎の小説。昭和3年(1928)1月から4月にかけて大阪朝日新聞に連載。