きょうぎょうしんしょう【教行信証】
鎌倉前期の仏教書。親鸞(しんらん)撰。6巻。広く経典や解釈論の中から念仏往生の要文を抜粋・編集し、浄土真宗の教義を組織体系化した書。すべてを阿弥陀仏の回向(えこう)の働きと捉え、信心に中心を置い...
とりつき‐しんしょう【取(り)付き身上】
所帯をもったばかりで何事もととのわない暮らし向き。「—の苦しさと」〈秋声・あらくれ〉
しんけいせいしょくよくふしん‐しょう【神経性食欲不振症】
⇒神経性無食欲症
きむらいへえ‐しゃしんしょう【木村伊兵衛写真賞】
木村伊兵衛を記念し、昭和50年(1975)に創設された写真賞。年に1度、優れた業績を残した写真家に贈られる。木村伊兵衛賞。
やりくり‐しんしょう【遣り繰り身上】
やりくりによって維持している苦しい家計。
ぶんぴつがんしんしょう【文筆眼心抄】
平安前期の詩論書。1巻。空海編著。弘仁11年(820)成立。「文鏡秘府論」から、詩文の実作に役立つ所を抄出したもの。ぶんぴつげんじんしょう。
しんしん‐しょう【心身症】
精神的・心理的要因から起こる、身体的な症状および疾患。胃潰瘍・高血圧・皮膚炎など。PSD(psychosomatic disease)。
じん‐しょう【人証】
「人的証拠」の略。にんしょう。
じん‐じょう【尋承】
《「じんしょう」とも》案内すること。また、その人。嚮導(きょうどう)。尋所(じんしょ)。「鷲尾—にて下り上り打つほどに」〈盛衰記・三七〉
すいじん‐しょう【水腎症】
尿管の異常から、膀胱(ぼうこう)へ行くべき尿が腎臓にたまってはれる病気。