せん‐だん【占断】
[名](スル) 1 うらないによって物事を判断すること。 2 ことごとく占有すること。「断髪連中観棚(さじき)を—す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
せん‐だん【専断/擅断】
[名・形動](スル)自分だけの考えで勝手に物事を決めて行うこと。また、そのさま。「—の処置」「—して取引に失敗する」
せん‐だん【栴檀/楝】
1 センダン科の落葉高木。暖地に自生する。樹皮は松に似て暗褐色。葉は羽状複葉で縁にぎざぎざがあり、互生する。初夏に淡紫色の5弁花を多数つけ、秋に黄色の丸い実を結ぶ。漢方で樹皮を苦楝皮(くれんぴ)...
せん‐だん【剪断】
[名](スル) 1 断ち切ること。「綱を—する」 2 物体内部のある面に沿って両側部分を互いにずれさせるような作用。
せん‐だん【船団】
同じ目的をもって行動する船の集団。「—を組む」「北洋サケマス—」
せんだん‐おうりょく【剪断応力】
⇒ずれ応力
せんだん‐きょうど【剪断強度】
素材や構造物などが、剪断に耐える限界の強度。→引っ張り強度
せんだん‐ぐさ【栴檀草】
キク科の一年草。暖地のやや湿った場所に生え、高さ0.5〜1メートル。葉はセンダンに似て羽状に裂ける。秋、黄色い花をつける。種子には逆向きでとげ状の毛があり、衣服などにつく。
せんだん‐こう【栴檀講】
滋賀県の園城寺で行われる法会の一。子供の健康を祈願するもの。千団子祭。《季 夏》
せんだん‐そう【剪断層】
接線方向の流速が異なる二つの流体が接しているときにできる層。流体中に流線型でない物体を置いたとき、物体後方とその周囲の流体との間に生じる。流体のレイノルズ数が大きい場合、乱流となる。ずれ層。ずり...