だめ‐だめ【駄目駄目】
[名・形動]《「駄目」を重ねた語》 1 してはいけない意を強めていう語。「—。入ってはいけません」 2 少しもよいところがないこと。まったく用をなさないこと。「—。まったくできなかった」
だめ‐づまり【駄目詰(ま)り】
囲碁で、死活や攻め合いなどの場合、双方の駄目が詰まっていて着手が制限され、打ちたい箇所に打てない状態。
駄目(だめ)で元元(もともと)
かりに実行して失敗したとしても、何もしなかった場合と結果は同じであったと考えること。思い切って行動するように促す言葉として使う。だめもと。
だめ‐もと【駄目元】
「駄目で元元」の略。「—で出演を頼んでみる」
駄目(だめ)を押(お)・す
《囲碁で、駄目を詰める意から》 1 念のために確かめる。念を押す。「本当にいいのかと—・す」 2 試合などで、ほとんど勝ちが決まってから、さらに得点を重ねたりして、勝ちを確定的なものにする。「追...
駄目(だめ)を出(だ)・す
演劇などで、俳優に演技上の注意を与える。転じて、仕事などのやり直しを命じる。「主役の演技に—・す」「宣伝プランに—・す」
駄目(だめ)を踏(ふ)・む
何の益もないことをする。無駄なことをする。「—・んで夜なかに下宿へ帰る程馬鹿気た事はない」〈漱石・坊っちゃん〉
だ‐めん【打綿】
綿糸紡績工程の一。開綿によりほぐされた綿をさらにほぐして不純物を除き、むしろ状のラップをつくること。「—機」
ダメージ【damage】
損害。損傷。打撃。痛手。「—を与える」「大きな—を受ける」
だも
[副助]《副助詞「だに」+係助詞「も」の音変化》…でさえも。…ですらも。おもに漢文訓読系統の文章にみられる。「科学の法則を、想像—及ばざる昔に引張れば」〈漱石・思ひ出す事など〉 「男は功に—報ぜ...