だんせい‐りょく【弾性力】
力を加えられて変形をしている物体が、反作用として他に及ぼす力。その総力は弾性エネルギーに等しい。
だん‐せつ【断截/断切】
[名](スル)たちきること。また、たちきれること。切断。「発露刀一たび彼の心機を—するや」〈透谷・心機妙変を論ず〉
だんせつ‐の‐おうぎ【団雪の扇】
《中国前漢の成帝の愛妃、班婕妤(はんしょうよ)が「怨歌行」で、寵を失ったわが身を、月のように円く雪のように白い扇にたとえたところから》男の愛を失った女、男に顧みられなくなった女のたとえ。秋の扇。...
たん‐せん【段銭】
《「だんせん」とも》中世、即位・内裏修理・寺社造営・将軍宣下(せんげ)などに際し、朝廷・幕府などがその費用に充てるため、臨時に諸国の田地から段数に応じて徴収した金銭。室町時代以後、恒常化した。
だん‐せん【団扇】
1 うちわ。 2 軍陣で用いた軍配団扇(ぐんばいうちわ)。「大将—おっ取って」〈浄・国性爺〉
だん‐せん【断線】
[名](スル) 1 線や糸の切れること。また、切れた線。 2 電線・電話線などが切れて通じなくなること。「台風で—する」
だん‐ぜつ【断絶】
[名](スル) 1 続いてきたもの、受け継がれてきたものが、絶えること。廃絶すること。「家が—する」 2 結びつきや関係が、切れること。また、関係などをたちきること。「世代の—」「国交を—する」...
だん‐ぜん【断然】
[ト・タル][文][形動タリ]態度のきっぱりとしているさま。また、最後まで押しきって物事をやり遂げるさま。「政府はナゼ—たる政略を施されんのか」〈鉄腸・花間鶯〉 [副] 1 きっぱりと心を決...
だん‐そ【断礎】
こわれた礎石。「零落せる城壁、都市の—」〈竜渓・経国美談〉
だん‐そう【男装】
[名](スル)女性が、男性の服装をしたり男性に扮装したりすること。「—の麗人」