ちん‐めい【珍名】
珍しい名前。地名や人名などが、他にあまりみられないものであること。
ちん‐めん【沈湎】
[名](スル)しずみおぼれること。特に、酒色にふけってすさんだ生活を送ること。「君江は此の快感に—して」〈荷風・つゆのあとさき〉
ちん‐もく【沈黙】
[名](スル) 1 だまりこむこと。口をきかないこと。「—を守る」「—を破る」「—して語らない」 2 音を出さないこと。物音もなく静かなこと。「深い夜の—」 3 活動をせずにじっとしていること。...
ちんもく【沈黙】
遠藤周作の歴史小説。江戸時代初期、キリシタン弾圧の中で棄教したポルトガル人司祭を主人公にした作品。昭和41年(1966)発表。同年、第2回谷崎潤一郎賞受賞。昭和46年(1971)、篠田正浩監督に...
ちんもく‐きかん【沈黙期間】
1 作家や音楽家などが著作物の発表や公演等の活動を中止してから、その活動を再開するまでの期間。 2 上場企業などが、決算情報の漏(ろう)洩(えい)を防止し、情報公開の公平性を確保するため、決算に...
ちんもく‐げき【沈黙劇】
台詞(せりふ)を極度に削った現代劇。
ちんもく‐の‐ぎゃくたい【沈黙の虐待】
子供への性的虐待のこと。加害者が沈黙を強い、被害者である子供も沈黙を守る傾向にあることから。→リフカー
ちんもく‐の‐とう【沈黙の塔】
《Dakhme-ye Zartoshtiyān》イラン中部の都市ヤズドの南東郊の岩山の上にある塔。ペルシア語で「ダフメイェザルトシュティヤーン」と呼ばれ、ゾロアスター教徒の墓場を意味する。193...
ちんもくのはる【沈黙の春】
《原題Silent Spring》米国の海洋生物学者カーソンの著書。1962年刊。農薬による環境汚染の問題を指摘した作品。別邦題「生と死の妙薬」。
沈黙(ちんもく)は金(きん)雄弁(ゆうべん)は銀(ぎん)
沈黙を守るほうがすぐれた弁舌よりもまさるというたとえ。西洋のことわざ。→雄弁は銀沈黙は金