ちくはく‐かい【竹柏会】
短歌結社。明治32年(1899)佐佐木信綱が結成。機関誌「心の花」を発行。石榑千亦(いしくれちまた)・木下利玄・川田順・九条武子らを輩出。
竹帛(ちくはく)に著(あらわ)・す
書物に書きあらわす。また、歴史に名を残す。
竹帛(ちくはく)に垂(た)・る
歴史に名を残す。名を竹帛に垂る。「幾多の書を著し以て芳名を—・るべし」〈織田訳・花柳春話〉
ちく‐はつ【蓄髪】
[名](スル)一度剃髪(ていはつ)した人が頭髪を再び伸ばすこと。僧尼が還俗(げんぞく)して髪を伸ばすこと。「—して世俗の人となる」
ちく‐ば【竹馬】
「たけうま」に同じ。
ちくばいず【竹梅図】
江戸中期の画家、尾形光琳の筆による二曲一隻の屏風。紙本金地に墨で竹と梅を描いたもの。国指定重要文化財。東京国立博物館蔵。
ちくば‐の‐とも【竹馬の友】
幼いころに、ともに竹馬に乗って遊んだ友。幼ともだち。幼なじみ。
ちく‐ひょう【竹豹/筑豹】
ヒョウの毛皮の、斑紋の大きなもの。「—ぞ、—ぞ、と言ひて、豹のまねをつくさん」〈宇治拾遺・五〉
ち‐くび【乳首】
1 乳房の先の突き出た部分。乳頭。 2 1に似せて作った器具。赤ん坊にしゃぶらせる。
ちく‐ふじん【竹夫人】
夏、寝るときに暑さをしのぐために用いる竹のかご。抱いたり足をのせたりする。抱きかご。《季 夏》「天にあらば比翼の籠(かご)や—/蕪村」