とど‐め・く【轟く】
[動カ四]《「どどめく」とも》 1 音がひびきわたる。とどろく。「いかづちの鳴り—・くをり」〈塵袋〉 2 がやがや騒ぎたてる。「人の音多くして、—・き来る音す」〈宇治拾遺・一〉
とどめ‐どり【禁め鳥】
ウグイスの別名。村上天皇が民家の梅の木を宮中に移すのを断念した鶯宿梅(おうしゅくばい)の故事からいう。
とど・める【止める/留める/停める】
[動マ下一][文]とど・む[マ下二] 1 移動させないで、元の所にいさせる。おさえて行かせないようにする。さしとめる。「帰ろうとする客を—・める」「足を—・める」 2 元の形のままで、あとに残す...
止(とど)めを刺(さ)・す
1 殺したあと生き返らないように完全に息の根を止める。「獲物に—・す」 2 再び立ち上がれないように決定的な一撃を加える。「終盤の得点で—・す」 3 物事の急所を押さえて、あとで問題が生じないよ...
トドラ‐きょうこく【トドラ峡谷】
《Gorges du Toudra》モロッコ中部、オートアトラス山脈南麓のトドラ川が刻んだ谷。カスバ街道の町ティネリールの北約15キロメートルに位置する。ほぼ垂直に切り立った断崖が続く景勝地とし...
トドラ‐けいこく【トドラ渓谷】
《Gorges du Toudra》⇒トドラ峡谷
トドラー【toddler】
よちよち歩きの子供。子供服の年齢表示などのために用いられ、大体3〜7歳ぐらいの小児を対象とする。
とどろ【轟】
[副]音が大きく鳴り響くさま。「舟橋を渡る車の音が—に響いて」〈花袋・蒲団〉
とどろか・す【轟かす】
[動サ五(四)] 1 大きな音を鳴り響かせる。「爆音を—・して飛びたつ」 2 広く世間に知られるようにする。「天下に勇名を—・す」 3 胸をどきどきさせる。「期待に胸を—・す」
とどろ‐がけ【轟駆け】
馬がひづめの音を荒々しく響かせて進むこと。「百騎が十騎にならんまでも打てや者ども…とて、—にて歩ませける」〈義経記・三〉