とり‐ぜん【取(り)膳】
夫婦・男女・親子などが二人だけで一つの膳に向かい合って食事をすること。また、その膳。
とり‐そ・える【取(り)添える】
[動ア下一][文]とりそ・ふ[ハ下二]つけ加える。そえる。「書類に写真を—・えて提出する」
とり‐そこな・う【取(り)損なう】
[動ワ五(ハ四)] 1 取るのをしくじる。取りはぐる。「平凡なフライを—・う」「代金を—・う」 2 意味を取りちがえる。理解をあやまる。「問題の意味を—・う」
とり‐そぼろ【鳥そぼろ/鶏そぼろ】
鶏ひき肉を醤油やみりんで味つけし、煎って作ったそぼろ。
とり‐そろ・える【取り揃える】
[動ア下一][文]とりそろ・ふ[ハ下二]もれなく集めてそろえる。「関連の品を各種—・える」
とり‐ぞうし【鳥曹司】
平安時代、宮中で飼育する鷹をつないでおいた所。内裏内郭の回廊の南東の角にあった。
とり‐ぞめ【取(り)染(め)】
細い横筋を間隔を置いて絞り染めにしたもの。
とり‐たが・う【取り違ふ】
[動ハ下二]間違えて取る。とりちがえる。「人のもとにさるもの包みて送るやうやはある。—・へたるか」〈枕・八四〉
とり‐ただ・す【取り糺す】
[動サ五(四)]きちんと調べる。「深く事情も—・さず」〈鉄腸・雪中梅〉
とりたちのかこう【鳥たちの河口】
野呂邦暢の短編小説、および同作を表題作とする小説集。短編小説は、昭和48年(1973)「文学界」誌に発表。第69回芥川賞候補となった。小説集も同年刊行。