とりのふん‐だまし【鳥の糞騙/擬鳥糞蜘蛛】
コガネグモ科のクモ。体長約1センチ。腹部は横に大きく膨らみ、黄白色で、葉に脚を縮めて止まっているようすが鳥の糞のように見える。日没後に網を張り、日の出前にこわす。
とり‐のぼ・せる【取(り)上せる】
[動サ下一][文]とりのぼ・す[サ下二]興奮のあまり、分別を失う。逆上する。また、のぼせあがる。「耳まで真赤に—・せた彼女の目が」〈有島・宣言〉
とりのまい【鳥の舞】
舞楽。迦陵頻(かりょうびん)の舞。左舞で、四人の童舞(わらわまい)。天冠・鳥の羽をつけて舞う。
とり‐の‐まち【酉の町/酉の待】
酉の市の旧称。
とりのみ‐の‐き【鳥海柵】
岩手県胆沢(いさわ)郡金ヶ崎町にあった城柵(じょうさく)。前九年の役に安倍宗任(あべのむねとう)が拠ったもの。
とり‐はからい【取(り)計らい】
取り計らうこと。「適切な—をする」
とり‐はから・う【取(り)計らう】
[動ワ五(ハ四)]物事がうまく運ぶように考えて処理をする。「穏便に—・う」 [可能]とりはからえる
とり‐は・く【取り佩く】
[動カ四]取って身に着ける。「剣大刀腰に—・き」〈万・八〇四〉
とり‐は・く【取り矧く】
[動カ下二]弓に弓弦をとりつける。「梓弓弦緒(つらを)—・け引く人は」〈万・九九〉
とり‐はこ・ぶ【取(り)運ぶ】
[動バ五(四)]物事をとどこおりなく進行させる。「円滑に議事を—・ぶ」