ねい【佞】
[音]ネイ(漢) 1 口先がうまい。心がねじけている。「佞奸(ねいかん)・佞言・佞臣・佞人/奸佞・邪佞」 2 人あたりがよい。才がある。「不佞」 [補説]「侫」は俗字。
ねい【寧】
[常用漢字] [音]ネイ(漢) ニョウ(ニャウ)(呉) [訓]むしろ 1 安らかに落ち着いている。「寧歳・寧日/安寧」 2 ねんごろ。「丁寧」 [名のり]さだ・しず・やす・やすし
ネイ【(ペルシア)ney】
北アフリカから西アジアにかけて用いられる尺八系の縦笛。ふつう、葦(あし)製で、前面に5〜7、背面に1個の指孔がある。ナーイ。
ねい
[感]呼ばれて答えるとき、また同意を表すときに発する語。はい。あい。へい。江戸時代に武家の奴(やっこ)、下男などが主人に対して用いた。「『伝助わごりょも、ひとつ飲みやれ』『—』」〈滑・膝栗毛・二〉
ねい‐あく【佞悪】
[名・形動]心の曲がっていること。また、そのさま。「—な手合い」「—奸智(かんち)」
ネイアフ【Neiafu】
トンガ王国北部、ババウ諸島の主島ババウ島南岸の町。首都ヌクアロファに次ぐ同国第2の規模をもち、北部諸島の中心地となっている。天然の良港があり、南太平洋におけるヨットの重要な寄港地としても知られる。
ねいか【寧夏】
中国、寧夏回族自治区の区都、銀川の旧称。
ねいかかいぞく‐じちく【寧夏回族自治区】
中国中北部の自治区。黄河の中流域に位置する。区都は銀川。農業や遊牧が行われる。人口、595万(2005)。寧。ニンシアホイ族自治区。
ねい‐かん【佞奸/佞姦】
[名・形動]口先巧みに従順を装いながら、心の中は悪がしこくねじけていること。また、そのさまや、その人。「—な(の)輩」
ね‐いき【寝息】
睡眠中の呼吸。「安らかな—」