はち‐だいやしゃ【八大夜叉】
毘沙門天(びしゃもんてん)の眷属(けんぞく)または兄弟で、仏法を守護する8体の夜叉。宝賢・満賢・散支・衆徳・憶念・大満・無比力・密巌。
はち‐だいりゅうおう【八大竜王】
法華経賛嘆(さんだん)の法会に列した8体の護法の竜王。難陀(なんだ)・跋難陀(ばつなんだ)・沙伽羅(しゃがら)・和修吉(わしゅきつ)・徳叉迦(とくしゃか)・阿那婆達多(あなばだった)・摩那斯(ま...
はちだん【八段】
箏曲(そうきょく)。八橋検校作曲。8段からなる段物で、各段は104拍(初段のみ108拍)、テンポはしだいに速くなり、曲尾では遅くなる。八段の調(しらべ)。→段物
はち‐つけ【鉢付】
「鉢付の板」の略。
はちつけ‐の‐いた【鉢付の板】
兜(かぶと)の鉢に取り付ける錏(しころ)の1枚目の板。
はちトンげんてい‐ちゅうがためんきょ【八トン限定中型免許】
⇒中型限定免許
はち‐ど【八度】
⇒オクターブ
はち‐どう【八道】
「八正道(はっしょうどう)」の略。
律令制で、東海・東山・北陸・山陰・山陽・南海・西海の七道に畿内を加えたもの。また、明治時代、七道に北海道を加えた称。
朝鮮の行政区画としての八つの道...
はち‐どり【蜂鳥】
アマツバメ目ハチドリ科の鳥の総称。南北アメリカに300種以上が知られ、主に熱帯・亜熱帯林にすむ。全長7センチ以下のものが多く、最小種は約5センチで、鳥類中でいちばん小さい。雄の羽色は多彩で金属光...
はち‐なん【八難】
1 仏語。仏を見ず、法を聞くのに妨げとなる八つの境界。地獄・餓鬼・畜生・長寿天・辺地・盲聾瘖瘂(もうろういんあ)・世智弁聡(せちべんそう)・仏前仏後。 2 八つの災難。すなわち、飢・渇・寒・暑・...