プチ‐ブルジョア【(フランス)petit-bourgeois】
ブルジョアジー(資本家階級)とプロレタリアート(労働者階級)の中間に位置する階層。意識の上ではブルジョア的で、蔑称として使われることが多い。小ブルジョア。→小市民
ブル
1 上げ相場。また、上げ相場であると読んで強気で臨むこと。雄牛(bull)の攻撃が角を突き上げる動作であることによるたとえ。→ベア 2 「ブルジョア」「ブルジョアジー」の略。「プチ—」 3 「ブ...
サン‐キュロット【(フランス)sans-culotte】
フランス革命の原動力となった、都市の手工業者や小商店主、労働者などの下層市民層の称。貴族やブルジョアジーの着用したキュロット(半ズボン)をはかない者の意。
ろうのう‐は【労農派】
昭和2年(1927)創刊の雑誌「労農」を中心に集まったマルクス主義経済学者・社会運動家・文学者のグループ。講座派との間で日本資本主義論争を展開。明治維新をブルジョア革命と主張した。
しん‐みんしゅしゅぎ【新民主主義】
1940年、毛沢東が提唱した中国革命の指導原理。半封建的、半植民地的な中国における革命は、従来のブルジョア民主主義革命ではなく、プロレタリア階級の指導下に、農民など民主的な諸階級が結集して行う、...
ジロンド‐は【ジロンド派】
《(フランス)Girondins》フランス革命期の立法議会・国民公会における党派。指導者のうち三人がジロンド県出身の議員であったからいう。商工業ブルジョアジーを代表する穏健な共和主義派で、ジャコ...
そうさい‐せいふ【総裁政府】
フランス革命末期のブルジョア共和政府。1795年、共和暦第3年憲法によって成立。行政を担当する5人の総裁と、立法府としての二院制議会によって構成された。1799年、ナポレオンのブリュメール18日...
しゅう【臭】
1 悪いにおい。くささ。「ガソリン—」 2 名詞、特に職業・身分などを表す語の下に付いて、それに特有のいやな感じを表す。くささ。「官僚—」「ブルジョア—」「インテリ—」
だいいち‐みぶん【第一身分】
フランス革命以前、貴族・ブルジョアとともに三部会の第一部を構成した聖職者身分。
しょう‐ブルジョア【小ブルジョア】
⇒プチブルジョア