ゆう‐じん【遊人】
1 一定の職業をもたず遊び暮らしている人。また、道楽者。〈和英語林集成〉 2 物見遊山に出かける人。遊客。「—は、梅花を見つけて」〈中華若木詩抄・下〉
ゆう‐じん【優人】
1 俳優。役者。「紅粉を粧い、人を誑かす—」〈増山守正・西京繁昌記〉 2 みやびた人。やさびと。「凡そ好色—のなからひ、あの妻をかさぬる衣々の別れを慕ふ朝に」〈宴曲抄・下〉
ゆうじん‐たんさ【有人探査】
人間がその場所で実際に探査を行うこと。無人探査に対していう。「月面—計画」
ゆうじんちょう【遊神帖】
会津八一の書跡集。昭和22年(1947)刊。
ゆうじん‐とう【有人島】
人の住んでいる島。⇔無人島。
ゆうじんフリッツ【友人フリッツ】
《原題、(イタリア)L'amico Fritz》マスカーニ作曲のイタリア語によるオペラ。全3幕。1891年初演。アルザス地方の田園を舞台に男女の恋を描く。
ゆう・す【幽す】
[動サ変]とじこめる。幽閉する。「或は—・し或は死流し暴政日々に募るを」〈染崎延房・近世紀聞〉
ゆう・す【揖す】
[動サ変]上体をかがめて会釈する。また、あいさつする。「某氏を—・し、之(これ)を送り出だせしとなり」〈中村訳・西国立志編〉
ゆう‐すい【幽邃】
[名・形動]景色などが奥深く静かなこと。また、そのさま。「—な深林にその住居を構えることも」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉
ゆう‐すい【湧水】
地中から水が自然にわき出ること。また、その水。わきみず。