なみ‐よ・る【並み寄る】
[動ラ四]並んで一方に寄る。並んで寄り合う。「風ふけば門田の稲も—・るにいかなる人か過ぎて行くらむ」〈和泉式部集・上〉
なら‐ぬ
[連語]《「ぬ」は打消しの助動詞「ず」の連体形》…でない。「一方(ひとかた)—ご指導」「ただ—事態」
なるこ‐びえ【鳴子稗】
イネ科の多年草。原野や川原などに生え、高さ約60センチ。葉は細長い。夏、茎の頂の一方の側に数個の穂をつける。すずめのあわ。
なんぽう‐しんどう【南方振動】
南太平洋の東部とインドネシア付近において見られる海面気圧の変動。一方が高くなると、もう一方が低くなるという相関が見られる。エルニーニョと連動して変動することが知られるテレコネクションの一つであり...
にしつもん‐ほう【二質問法】
うつ病をスクリーニングする手法の一つ。「この1か月間、気分が沈んだり、憂うつな気持ちになったりすることがよくありましたか」「この1か月間、どうも物事に対して興味がわかない、あるいは心から楽しめな...
にだいせいとう‐せい【二大政党制】
二つの大政党が相互に政権を争い、選挙で勝った党が政権を担当する政党政治。米国の共和党と民主党、英国の保守党
と労働党
などの例が典型。二党制。 [補説]日本では戦後、自由民主党
による一党優位...
にちえい‐どうめい【日英同盟】
明治35年(1902)日本と英国との間に結ばれた同盟条約。ロシアのアジア進出の牽制(けんせい)を目的とし、一方の締結国が2国以上と戦争状態に入った時には他方の締結国も参戦することを協約した。日本...
にっソ‐ちゅうりつじょうやく【日ソ中立条約】
昭和16年(1941)4月、日本とソ連との間で相互不可侵と相互中立を定めた条約。同年7月、日本は関特演(関東軍特種演習)と称してソ満国境に進軍し、この条約を無視。一方、有効期限内の同20年、ソ連...
にっちょう‐しゅうこうじょうき【日朝修好条規】
江華島事件後、明治9年(1876)に日本が朝鮮の開国を求め、締結させた条約。日本の一方的な領事裁判権を定め、朝鮮の関税自主権を認めないなど、不平等なものであった。江華条約。
にど‐の‐つき【二度の月】
1 陰暦八月十五夜と九月十三夜の2回、月見をすること。関東地方では、片方だけの月見をすることを片月見と呼んで忌んだ。 2 江戸吉原での約束ごとで、紋日(もんび)の八月十五夜に来る客は必ず九月十三...