ウオーターボイラーがた‐げんしろ【ウオーターボイラー型原子炉】
《water-boiler reactor》濃縮ウランと減速材兼冷却材として用いる軽水または重水とを一様に混合した燃料を用いる原子炉。日本最初の原子炉はこの型の炉であった。湯沸かし型原子炉。
うちゅう‐げんり【宇宙原理】
宇宙空間はいたるところ一様で等方であり、大局的な特徴は宇宙のどこで観測しても同じであるとする原理。宇宙論で仮定される。
うちゅうのちへいせん‐もんだい【宇宙の地平線問題】
宇宙背景放射が方向によらず一様であるという観測事実と膨張宇宙論との間にある矛盾。膨張する宇宙において宇宙の地平線を越えた二つの領域は物理的な相関をもたない。にもかかわらず、宇宙背景放射は地平線の...
うちゅうはいけい‐ニュートリノ【宇宙背景ニュートリノ】
宇宙背景放射と同様に、宇宙空間に一様に存在すると考えられるニュートリノ。ビッグバンの約2秒後に、電子・陽電子・光子と熱平衡状態にあったニュートリノが現在も飛び交っており、その温度は約1.95ケル...
エスアイがた‐ひかりファイバー【SI型光ファイバー】
《step-index optical fiber》光ファイバーの一。内部の屈折率が一様なものをさす。構造が単純で安価だが、長距離の広帯域伝送には向かない。ステップインデックス型光ファイバー。→...
おし‐な・ぶ【押し靡ぶ/押し並ぶ】
[動バ下二] 1 力を加えてなびかせる。「婦負(めひ)の野のすすき—・べ降る雪に宿借る今日し悲しく思ほゆ」〈万・四〇一六〉 2 すべて一様にする。「軽々しう—・べたるさまにもてなすなるがいとほし...
おしなべ‐て【押し並べて】
[副] 1 全体にわたって。一様に。概して。「今年の稲作は—できがいい」 2 (あとに格助詞「の」を伴って)ありきたり。なみなみ。「はじめより—の上宮仕へし給ふべき際(きは)にはあらざりき」〈源...
オルバース‐の‐パラドックス
《Olbers' paradox》宇宙の無限性についての逆説。もし宇宙が静的で一様ならば、地球からの距離rにある天体の数はrの平方に比例し、天体からの光の強度はrの平方に反比例する。すると、ある...
かいてん‐ざひょうけい【回転座標系】
慣性系に対し、回転運動をしている座標系。回転が一様な物体上の回転座標系で物体の運動を考えるときには、遠心力やコリオリの力など慣性力が導入される。
かいゆうしき‐ていえん【回遊式庭園】
江戸時代からの庭園の一様式で、池の周囲に通路を巡らし、園内を回遊しながら鑑賞できるように造った庭園。