ひと‐はし【一端】
1 一方の端。片端。いったん。 2 事柄の一部分。「言葉の— —にその時代おくれなことを自白していた」〈佐藤春夫・都会の憂鬱〉
ひと‐はしり【一走り】
[名](スル)一度走ること。また、ちょっと走って行って用を足すこと。ひとっぱしり。「郵便局まで—行って来る」
ひと‐はた【一旗】
1本の旗。
ひと‐はた【一杯】
あふれるくらいいっぱいなこと。「御目に涙を—浮けて」〈愚管抄・五〉
一旗(ひとはた)揚(あ)・げる
事業を始めて身を起こす。成功を目指して新事業を起こす。「—・げようと上京する」
ひと‐はたらき【一働き】
[名](スル)しばらくの間気を入れて働くこと。「さあ、もう—しよう」
ひとはだ‐ぬ・ぐ【一肌脱ぐ】
[連語]本気になって他人のために力を貸す。「後輩のために—・ぐ」
ひと‐はな【一花】
1 一輪の花。 2 一時的に華やかに活動すること。一時の栄え。
ひとはな‐ごころ【一花心】
その場かぎりの情愛。うつりやすく徒(あだ)な心。「庄内、—にてもてなし」〈盛衰記・三三〉
ひとはな‐ごろも【一花衣】
染め汁に1回だけ浸したほどの淡い色の衣。「紅の—薄くともひたすらくたす名をしたてずは」〈源・末摘花〉