ひとり‐ばみ【一人食み】
1 一人だけで食うこと。〈新撰字鏡〉 2 他の助けを借りずに、一人で事をすること。転じて、独立して生計を立てること。独り立ちすること。「そもそもの水揚げより—させける白銀大臣の思ひ付き」〈浮・敗...
ひとり‐ばら【一人腹】
ひとりで腹を立てること。「相手知れずの—」〈浄・鑓の権三〉
ひとり‐ひとり【一人一人】
《「ひとりびとり」とも》 1 多くの中のそれぞれの人。めいめい。各人。副詞的にも用いる。「—の自覚が大切だ」「—診察する」 2 どちらかひとり。だれかひとり。「思ひ定めて—に逢ひ奉り給ひね」〈竹取〉
ひとりびより【ひとり日和】
青山七恵の小説。20歳の女性と71歳の女性の共同生活を描く。平成18年(2006)発表。同年、第136回芥川賞受賞。
ひとりべつわく‐ほうしき【一人別枠方式】
衆議院議員総選挙の小選挙区の区割りの基準。単純に人口に比例して定数を配分するのではなく、各都道府県にまず1議席ずつ配分したうえで、残りの議席を人口に比例して配分する。 [補説]平成23年(201...
ひとりぼっちのどうぶつえん【ひとりぼっちの動物園】
灰谷健次郎による児童文学作品、また同作を表題作とする短編小説集。小説集は昭和53年(1978)の刊行で、挿絵は長新太。同年の第27回小学館文学賞(現小学館児童出版文化賞)を受賞。
ひとり‐まえ【一人前】
「いちにんまえ」に同じ。
ひとり‐まけ【一人負け/独り負け】
数人の中で一人だけが負けること。「シェアを獲得できず業界内で—となる」⇔一人勝ち。
ひとり‐むしゃ【一人武者】
ぬきんでて強い武者。「その時、—、かの塚に向かひ」〈謡・土蜘蛛〉
ひとり‐むすこ【一人息子】
兄弟・姉妹のない息子。または、姉妹はあっても兄弟のない息子。