あさ‐やけ【朝焼け】
日の出のころに東の空が赤く染まって見えること。《季 夏》「—のけふ何ごとかあるらしき/万太郎」
あさり【漁り】
1 探し求めること。「資料—」 2 えさを探すこと。また、魚介類をとること。「—する海人の子供と人は言へど見るに知らえぬうま人の子と」〈万・八五三〉
あしかが【足利】
栃木県南西部の市。もと宿場町。足利氏発祥の地で、史跡が多い。中世末以来、絹織物の主要産地。現在は繊維工業のほか、機械・化学工業も盛ん。人口15.4万(2010)。
あしかががっこういせき‐としょかん【足利学校遺跡図書館】
栃木県の史跡足利学校敷地内にある図書館。明治36年(1903)設立。蔵書約3万2000冊。足利文庫から蔵書を引き継ぎ、管理している。
あし‐がき【葦垣】
《古くは「あしかき」》葦で作った垣根。「—の隈処(くまと)に立ちて我妹子が袖(そで)もしほほに泣きしそ思(も)はゆ」〈万・四三五七〉
あしがき‐の【葦垣の】
[枕] 1 葦垣は古びて見え、乱れやすく、また、その結び目は間が近いところから、「古(ふ)る」「乱る」「間近し」などにかかる。「—古りにし里と」〈万・九二八〉 「—ま近けれども逢ふよしのなき」〈...
あし‐が‐ちる【葦が散る】
[枕]難波(なにわ)一帯には、葦が多かったところから「難波(なには)」にかかる。「—難波の三津(みつ)に」〈万・四三三一〉
アシガバット【Aşgabat】
トルクメニスタンの首都。イランとの国境近く、コペトダグ山脈の北麓に位置する。繊維工業が盛ん。19世紀末にロシア帝国の要塞が築かれ、1919年から1927年までポルトラツクと呼ばれた。1925年よ...
あし‐たず【葦田鶴】
《葦の生える水辺にいるところから》鶴(つる)の別名。「湯の原に鳴く—は我(あ)がごとく妹(いも)に恋ふれや時わかず鳴く」〈万・九六一〉
あし‐だま【足玉】
上代に、足首に巻きつけた装飾用の玉。「—も手玉(ただま)もゆらに織る服(はた)を」〈万・二〇六五〉