はなのれん【花のれん】
山崎豊子の小説。大阪を舞台に寄席経営者の女性の波乱万丈の人生を描く。昭和33年(1958)刊行。同年、第39回直木賞受賞。菊田一夫の脚色による舞台化作品、豊田四郎監督による映画化作品もある。
はな‐むしろ【花筵/花蓆】
1 「花茣蓙(はなござ)」に同じ。 2 草花などが一面に咲きそろったさま、また、花の散り敷いたさまを筵にたとえていう語。《季 春》「片尻は岩にかけけり—/丈草」
ハニカム‐ボード【honeycomb board】
2枚の板の間に蜂の巣(ハニカム)のような6角形の空間のつながった心材を挟んだ板。軽量で丈夫。素材は板紙・金属・セラミックなど。ハニカムシート。
は‐ふ【羽布】
軽飛行機の翼や胴体に張る、軽くて丈夫な布。亜麻・苧麻(ちょま)・木綿を用いる。
はま‐び【浜び】
浜の湾曲した所。「丈夫(ますらを)はみ狩に立たし娘子(をとめ)らは赤裳裾引く清き—を」〈万・一〇〇一〉
はん‐ガッパ【半ガッパ】
上半身を覆う、丈の短いカッパ。「上に鉄無地の—を着て」〈荷風・雪解〉
はん‐ぎり【半切り】
1 (「半桶」「盤切」とも書く)たらいの形をした底の浅い桶。はんぎれ。 2 能装束で、袴(はかま)の一。形は大口袴に似て、金襴(きんらん)・緞子(どんす)などに金や銀で大柄な模様を織り出したもの...
はん‐コート【半コート】
1 和服のコートで、羽織丈より長めのもの。主に春・秋に塵除(ちりよ)け・防寒を兼ねて着用する。 2 「ハーフコート」に同じ。
はん‐ズボン【半ズボン】
丈がひざまでの短いズボン。
はん‐てん【半纏/半天/袢纏】
1 羽織に似ているが、わきに襠(まち)がない、丈の短い上着。胸ひもをつけず、襟を折り返さないで着るもの。仕事着・防寒着とする。印(しるし)半纏・蝙蝠(こうもり)半纏・ねんねこ半纏など。 2 特に...