も・る
[動ラ四]もぎとる。摘みとる。「ぬかごを—・り、芹(せり)を摘む」〈方丈記〉
や‐ごろ【矢頃/矢比】
矢を射るのにちょうどよい距離。矢丈(やだけ)。また転じて、物事を行うのにちょうどよい時機。ころあい。「—をはかる」
やと・う【雇う/傭う】
[動ワ五(ハ四)] 1 賃金を払って人を使う。また、料金を払って乗り物などを使う。「人を—・う」「ハイヤーを—・う」 2 借りて使う。借用する。「舌根を—・ひて、不請の阿弥陀仏両三遍申して止みぬ...
やぶ‐きり【藪螽蟖】
キリギリス科の昆虫。体長約3.5センチ。体は頑丈で緑色、背面がやや褐色を帯びる。キリギリスに似るが、前翅(まえばね)は長い。成虫は夏に現れ、高木の上にすみ、雄はシュルルルと鳴く。
やまおか‐ずきん【山岡頭巾】
1 「苧屑(ほくそ)頭巾」に同じ。 2 長方形の布を二つ折りにしてかぶり、後頭部のところを縫い合わせ、肩にかかるところにあきを作った頭巾。黒・茶などの八丈絹やビロードで仕立てて、主に武士が用いた...
やままゆ‐いと【山繭糸】
ヤママユから採取した糸。繊維が太く、黄緑色を帯び、丈夫で光沢がある。天蚕糸(てんさんし)。
ゆいま【維摩】
《(梵)Vimalakīrtiの音写「維摩詰(ゆいまきつ)」の略。浄名(じょうみょう)・無垢称と訳す》 維摩経の主人公として設定された架空の人物。古代インド毘舎離(びさり)城の長者で、学識に...
ゆいま‐の‐ほうじょう【維摩の方丈】
⇒方丈2
ゆき‐たけ【裄丈】
1 着物の裄と丈。また、裄の長さ。 2 物事の程度・分量。たか。いきたけ。「—かまわず、随分と馬鹿を尽しました」〈緑雨・おぼろ夜〉
ゆきみ‐どうろう【雪見灯籠】
石灯籠の一。丈が低く、笠が大きく、短い3本脚をもつもの。庭園で用いられる。