さん‐ぷく【三伏】
夏の最も暑い時期。夏至後の第3の庚(かのえ)の日を初伏、第4の庚の日を中伏、立秋後の最初の庚の日を末伏といい、この三つをあわせていう。《季 夏》「—の月の穢(え)に鳴く荒鵜かな/蛇笏」
さん‐ぷく【三福】
仏語。福徳をもたらす3種の善行。観無量寿経に説く、世間の道徳を守る世福、戒律を守る戒福、大乗の自利利他の善根を行う行福。
さんぷく‐つい【三幅対】
三幅で一組になる画軸・掛け物。
さん‐ぷくでん【三福田】
供養することによって福徳が得られる三つのもの。敬田(きょうでん)・恩田・悲田の称。また、三宝のこと。
さんぷ‐の‐よう【三釜の養】
《「荘子」寓言から。1釜は6斗4升にあたる》わずかな給料の中から親に孝養を尽くすこと。曽子(そうし)が、親の存命中は3釜の俸禄でも孝養を尽くせたので心楽しかったが、のちに3000鍾(1鍾は1釜の...
さんへいほう‐の‐ていり【三平方の定理】
⇒ピタゴラスの定理
さんべ‐おんせん【三瓶温泉】
島根県中部、三瓶山南麓の温泉。泉質は塩化物泉。旧称、志学(しがく)温泉。
さんべ‐さん【三瓶山】
島根県中部にある火山群。古くは佐比売(さひめ)山といい「出雲国風土記」の国引きの伝説の山。最高峰の親三瓶(男三瓶(おさんべ)とも。標高1126メートル)のほか、女三瓶(めさんべ)・子三瓶・孫三瓶...
さん‐べん【三遍】
三度。三回。みたび。
三遍(さんべん)回(まわ)って煙草(タバコ)にしょ
《夜回りで、三度見回ってから休憩しようの意から》休むことを急がず、念を入れて手落ちのないように気をつけよう。