いしきりかじわら【石切梶原】
浄瑠璃「三浦大助紅梅靮(みうらのおおすけこうばいたづな)」を、三段目の切(きり)「星合寺」(現行は鎌倉八幡宮)の段を中心に上演するときの通称。特に歌舞伎でいう。
いた【板】
1 材木を薄く平たく切ったもの。「床に—を張る」 2 金属・石または合成樹脂などを薄く平たくしたもの。「—ガラス」「ブリキ—」 3 まな板。 4 「板場(いたば)」「板前(いたまえ)」の略。「—...
いちばん‐め【一番目】
1 順序の最初。第一番。 2 歌舞伎で、1日の興行の最初の狂言。古くは四番続き・五番続きなどの通し狂言の一番目をさし、のち、1日に2種または数種の狂言を上演する場合の最初のものをさす。一番目狂言...
いちや‐づけ【一夜漬(け)】
1 一晩だけ漬けた漬物。早漬け。「蕪(かぶ)の—」 2 間に合わせに一晩で急いで準備した仕事や勉強。「—の試験勉強」 3 歌舞伎などで、世間で評判になった事件をすぐ脚色し、上演すること。また、そ...
いり‐のう【入能】
能の上演に際して、予定の番組以外に臨時に追加される曲。
いろもの‐せき【色物席】
色物2もまぜて上演する寄席。色物小屋。
イワンバゾフ‐こくりつげきじょう【イワンバゾフ国立劇場】
《Naroden teatar "Ivan Vazov"/Народен театър "Иван Вазов"》ブルガリアの首都ソフィアにある劇場。1907年開設。詩人・作家イワン=バゾフの名...
ウオー‐ゲーム【war game】
1 教育訓練・作戦研究などのために行われる机上演習。兵棋。 2 戦争を模した、テレビゲームや盤上ゲーム。
うかがい‐ぼん【伺(い)本】
もと検閲のために役所に差し出した本。特に芝居では、上演1週間前に提出した正副2通の台本をいう。第二次大戦後廃止。上げ本。
うきよづかひよくのいなずま【浮世柄比翼稲妻】
歌舞伎狂言。時代世話物。9幕。4世鶴屋南北作。文政6年(1823)江戸市村座初演。現在では、一部が「鈴ヶ森」「鞘当(さやあて)」として独立上演される。