かみ‐せき【上席】
寄席で、1日から10日までの興行のこと。→中席(なかせき) →下席(しもせき)
かみ‐だいどころ【上台所】
貴人・武士・豪商などの家で、家族や客用の食事を作る台所。「御—の御次に居て、見えわたりたる諸道具を取りさばきの奉公なり」〈浮・一代女・四〉
かみだちうり‐どおり【上立売通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。東の寺町通りから西の馬代通りに至る。全長約2.6キロ。堀川通りとの交差点から西は、西陣織の中心地。
かみ‐つ‐かた【上つ方】
1 うえの方。かみて。⇔下(しも)つ方。 2 身分の高い人々。上流階級。うえつかた。⇔下(しも)つ方。 3 京都で、御所に近い方。上京(かみぎょう)。⇔下(しも)つ方。「—に、さべき御さまにと、...
かみつけの【上毛野】
上野(こうずけ)の古称。
かみ‐つ‐せ【上つ瀬】
川上にある瀬。⇔下(しも)つ瀬。「—に鵜川を立ち下つ瀬に小網(さで)さし渡す」〈万・三八〉
かみつふさ【上総】
上総(かずさ)の古称。
かみ‐つ‐よ【上つ世/上つ代】
大昔。上代。古代。「開闢(かいびゃく)より光仁天皇の御世までをおしなべて—といふ」〈あゆひ抄〉
かみ‐て【上手】
1 上(かみ)の方。上座に近い方。「—に座る」⇔下手(しもて)。 2 川の上流の方。「—の村」⇔下手(しもて)。 3 舞台の、客席から見て右の方。⇔下手(しもて)。
かみ‐どいや【上問屋】
近世、大坂で、上方地方を取引の相手とした問屋。→下問屋(しもどいや)「北浜の備前屋といふ—に季を重ね」〈浮・五人女・二〉