かみ‐どおり【上通り】
市街などで、中心に近い方にある街路。⇔下通(しもどお)り。
かみ‐なげし【上長押】
長押(なげし)を上下に設けた場合の、上の長押。⇔下長押(しもなげし)。
かみにだん‐かつよう【上二段活用】
文語動詞の活用形式の一。語形が五十音図の「イ・ウ」の二段の音(または、それに「る」「れ」「よ」のついた形)で語形変化するもの。「エ・ウ」の二段に語形変化する下二段活用に対していう。例えば、「起く...
かみ‐の‐く【上の句】
1 短歌1首の前半五・七・五の3句をいう。⇔下(しも)の句。 2 連歌で、五・七・五の句。 3 俳句で初めの5文字。
かみ‐の‐と【上の戸】
清涼殿の殿上(てんじょう)の間(ま)の東口にあった妻戸。殿上の東の入り口。
かみ‐の‐とおか【上の十日】
月の初めの10日間。上旬。「十月といふ—すぎぬ」〈宇津保・国譲下〉
かみ‐の‐ま【上の間】
1 上座にあたる部屋。奥の間。 2 江戸城本丸御用部屋のうち、大老や老中が政務を執った部屋。かみのへや。
かみ‐の‐まち【上の町】
1 高台にある町。京都などでは、北にある町。かみまち。⇔下(しも)の町。 2 上流。第一流。「—も、上﨟とて御口つきどもは殊なること見えざめれども」〈源・宿木〉
かみ‐の‐みや【上の宮】
「上宮(じょうぐう)」に同じ。
かみのやま【上山】
山形県南東部の市。北は山形市に接する。もと松平氏の城下町。温泉があり、泉質は塩化物泉。蔵王(ざおう)観光の入り口。金瓶(かなかめ)は斎藤茂吉の生地。人口3.4万(2010)。