し‐だれ【垂れ/枝垂れ】
枝や葉が、たれ下がること。しだり。
しだれ‐ざくら【枝垂れ桜】
バラ科の落葉高木。ウバヒガンの変種で枝先が垂れ下がるもの。3月上旬に淡紅白色の花を開く。紅色の花をつけるベニシダレなど品種も多い。糸桜。しだりざくら。《季 春》「まさをなる空より—かな/風生」
しだれ‐もも【枝垂れ桃】
観賞用の桃の一種で、枝が垂れ下がるもの。しだりもも。
し‐だ・れる【垂れる/枝垂れる】
[動ラ下一][文]しだ・る[ラ下二]《「しだる」(四段)の下二段化》細い枝などが、長くたれ下がる。「暗い空に赤い光が柳のように—・れた」〈万太郎・露芝〉
しな‐だ・れる【撓垂れる】
[動ラ下一][文]しなだ・る[ラ下二] 1 重みのためにしなって垂れ下がる。「雪で—・れた枝」 2 「撓垂れ掛かる」に同じ。「恋人に—・れて歩く」
しめつ‐かいゆうぎょ【死滅回遊魚】
初夏、黒潮に乗って日本の太平洋岸に来る熱帯魚の幼魚。房総半島以南に多い。チョウチョウウオ科の魚が多く、秋、水温が下がると死滅する。季節来遊魚。
しょう‐こう【昇降/升降】
[名](スル) 1 のぼることとおりること。上がることと下がること。「エスカレーターで—する」 2 盛んになることと衰えること。盛衰。
しり‐さがり【尻下(が)り】
1 後ろまたは終わりのほうが下がっていること。「—の字」⇔尻上がり。 2 物事の状態があとになるほど悪くなっていくこと。「景気が—に悪くなる」⇔尻上がり。 3 言葉のあとのほうの音調が低くなるこ...
しり‐ぞ・く【退く】
[動カ五(四)] 1 後方へ下がる。後ろへのく。あとじさる。「大またで三歩—・く」⇔進む。 2 ㋐貴人・目上の人の前を離れて出て行く。退出する。また、その場所から去る。「御前を—・く」「控えの...
じこ‐まびき【自己間引き】
ある同種の植物が密生しているとき、光・水分・養分の獲得をめぐる競争によって生育の悪い個体が枯死し、結果的に個体群の密度が下がる現象。