てん‐とう【纏頭】
《「てんどう」とも》 1 祝儀。はな。心づけ。「駕籠舁(か)き人力車夫等への—にも思い切った額を弾んだ」〈谷崎・春琴抄〉 2 もらった衣服を頭にまとったところから、歌舞・演芸などをした者に、褒美...
天(てん)の時(とき)は地(ち)の利(り)に如(し)かず地(ち)の利(り)は人(ひと)の和(わ)に如(し)かず
《「孟子」公孫丑から》天の与える好機も土地の有利な条件には及ばず、土地の有利な条件も民心の和合には及ばない。
天(てん)は二物(にぶつ)を与(あた)えず
天は一人の人間に、それほど多くの長所を与えることはしない。
天(てん)は自(みずか)ら助(たす)くる者(もの)を助(たす)く
《Heaven helps those who help themselves.》天は、他人に頼らずにひとりで努力する者を助けて幸福を与える。
てん‐めい【天命】
1 天の命令。天が人間に与えた使命。「人事を尽くして—を待つ」 2 人の力で変えることのできない運命。宿命。 3 天の定めた寿命。天寿。「—を全うする」「—が尽きる」 4 天の与える罰。天罰。「...
てん‐よ【天与】
天の与えるもの。天のたまもの。天賦。「—の資源に富む」
で‐おち【出落ち】
コントなどで、舞台に出たときに客を笑わせるような仕掛け。出た瞬間に「落ち(最も笑わせる最後の部分)」と同じほどのインパクトを与えることから。
でん‐げき【電撃】
1 強い電流をからだに受けたときに感じる衝撃。 2 電光のように、すばやく攻撃すること。「—作戦」 3 電光のように、前ぶれなしに衝撃を与えること。「—的な結婚」
でんし‐きょうよたい【電子供与体】
化合物の形成など、原子や分子やイオンの間で電子移動を伴う際に、ほかに電子を与えるもの。→電子受容体
でんし‐でんたつたい【電子伝達体】
生体内での酸化還元反応において、電子の移動を担う物質の総称。いずれも、電子を受け取る酸化型の電子受容体、電子を与える還元型の電子供与体の二つの状態をとり、電子伝達系で利用される。ユビキノンやチト...