き‐ち【旗地】
中国の清時代、朝廷から旗人に与えられていた世襲の土地。
きむら‐よしお【木村義雄】
[1905〜1986]将棋棋士。14世名人。東京の生まれ。13世名人関根金次郎に入門。関根の世襲名人位返上に伴う実力名人戦により昭和12年(1937)第1期名人となり、通算8期にわたって名人位を...
きょく‐む【局務】
1 官庁や企業などの部局の事務。 2 太政官(だいじょうかん)中の外記(げき)の上席の者(大外記)で、少納言局を兼ねたもの。平安時代以後、中原・清原両氏の世襲となった。
きょっ‐かん【極官】
1 最高の官位。ごっかん。 2 官職世襲の時代に、その家として就くことのできた最高の官位。ごっかん。
きん‐あらためやく【金改役】
江戸幕府の職名。金座の長官。金箔(きんぱく)・平金(ひらきん)類の取り締まりと小判・一分金などの検定・極印および包封をつかさどった。後藤家の世襲。
くに‐の‐みやつこ【国造】
《国の御奴(みやつこ)の意》大化の改新以前における世襲制の地方官。地方の豪族で、朝廷から任命されてその地方を統治した。大化の改新以後は廃止されたが、多くは郡司となってその国の神事もつかさどった。...
くん‐しゅ【君主】
世襲により国家を治める最高位の人。天子。王。皇帝。帝王。
ぐん‐じ【郡司】
律令制で、国司の下で郡を治めた地方官。大領・少領・主政・主帳の四等官からなり、主に国造(くにのみやつこ)などの地方豪族が世襲的に任ぜられた。また、特に長官の大領をいう。こおりのみやつこ。
け‐ぼうず【毛坊主】
俗人で、葬儀のときなどに僧の代わりを務めた者。主に一向宗に属し、世襲的に半僧半俗の生活を送っていた。
こう‐け【高家/豪家】
1 格式の高い家。由緒正しい家柄。また、権勢のある家柄。名門。摂関家や武家の名族をいう。 2 後ろだてとする権勢。また、その権勢を借りていばること。「大将殿をぞ—には思ひ聞こゆらむ」〈源・葵〉 ...