よ‐ぼう【輿望】
世間一般の人々から寄せられる信頼・期待。衆望。「—を担う」
よみ‐うり【読(み)売り】
江戸時代、世間の出来事を速報した瓦版1枚または数枚刷りの印刷物を、内容を読み聞かせながら売り歩いたこと。また、その人。
よも‐やま【四方山】
1 《「よもやも(四方八方)」の音変化か》世間。また、世間のさまざまなこと。「—の話をする」 2 四方にある山。周囲の山々。「—の茂きを見れば悲しくて鹿鳴きぬべき秋の夕暮れ」〈和泉式部集・上〉
よもやま‐ばなし【四方山話】
いろいろな話題の話。世間話。「—で暇をつぶす」
よ‐ろん【輿論/世論】
世間一般の人の考え。ある社会的問題について、多数の人々の議論による意見。せろん。「—を喚起する」「—に訴える」→せろん(世論) [補説]当用漢字制定以前は「よろん」は「輿論」と書いた。「世論」は...
よ‐わ【余話】
世間に知れ渡っていないちょっとした話。こぼれ話。余聞。「学界—」
世(よ)を挙(あ)げて
世の中の人が全員で。世間全体が一致して。「—の健康ブーム」
世(よ)を忍(しの)・ぶ
世間の人の目を避けて隠れる。「—・ぶ仮のすまい」
世(よ)を捨(す)・てる
俗世間から離れて暮らす。隠遁(いんとん)する。また、出家する。「—・てて仏門に入る」
世(よ)を遁(のが)・れる
俗世間から離れて隠れ住む。また、世を捨てて出家する。「—・れて庵を結ぶ」