と‐な
[連語]《格助詞「と」+終助詞「な」》(多く文末に用いて)確かめる気持ちで相手に問い返す意を表す。…というのだな。「すりゃ、それにひかへし雅近初め、並び居る者の首を打て—」〈伎・暫〉
とな・る【隣る】
[動ラ五(四)] 1 家や土地が並び続く。「葦原に—・った石ころの多い空き地」〈芥川・おぎん〉 2 区域・境界が接する。「此地ようろっぱに—・りたるふるきくになれども」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
トリプレット【triplet】
1 3個のヌクレオチドの組。核酸における3個の塩基の並び。遺伝暗号となり、1個のアミノ酸に対応する。 2 音楽で、三連音符。 3 「トリプレットレンズ」の略。 4 集合住宅で、住戸が三つの階にま...
トンレバティ‐こ【トンレバティ湖】
《Tonle Bati》カンボジアの首都プノンペン近郊の湖。市街中心部の南約30キロメートルに位置する。水上家屋が並び、プノンペン市民の行楽地として知られるほか、12世紀建立のワットタプローム、...
ドンコイ‐どおり【ドンコイ通り】
《Duong Dong Khoi》ベトナム南部の都市ホーチミンの市街中心部にある通り。サイゴン大教会からサイゴン川に向かって南東に延びる。デパート、レストラン、高級ブランド店などが並び、フランス...
なかず【中洲】
東京都中央区日本橋の地名。明和8年(1771)隅田川と箱崎川の分かれる三股(みつまた)とよばれた所を埋め立ててつくられた。茶屋が立ち並び繁栄。寛政元年(1789)取り払われ、明治19年(1886...
なか‐の‐しま【中之島】
大阪市北区の地名。堂島川と土佐堀川とに囲まれた中州。江戸時代は蔵屋敷が立ち並び、繁栄した。現在は市役所・公会堂・図書館などが集まる市の中心部。
吐噶喇(とから)列島北部にある火山島。面積約3...
なみ‐た・つ【並み立つ】
[動タ四]並んで立つ。並び立つ。「—・てる松のしづ枝をくもでにて霞渡れる天の橋立」〈詞花・雑上〉
なるたき‐じゅく【鳴滝塾】
シーボルトが、文政7年(1824)に長崎郊外の鳴滝に開いた診療所兼蘭学塾。江戸の芝蘭堂、京都の適々斎塾(緒方塾)と並び称された。伊東玄朴・高野長英らの人材を輩出した。
におどり‐の【鳰鳥の】
[枕] 1 鳰鳥が水に潜(かず)き、長くもぐる意から、「葛飾(かづしか)」「息長(おきなが)」に掛かる。「—葛飾早稲(わせ)をにへすとも」〈万・三三八六〉 2 鳰鳥が雌雄並んで水に遊ぶ意から、「...