エージービー‐せい【AGB星】
《asymptotic giant branch stars》恒星の進化の最終段階において、中心核の炭素と酸素が縮退し、その外層でヘリウムと水素が核融合を起こしている星。太陽質量の3倍から8倍程...
エーランド‐とう【エーランド島】
《Öland》スウェーデン南部、バルト海にある南北約130キロメートルの島。本土との間には全長6070メートルのエーランド橋が架かる。中心地はボリホルム。バイキングの集落遺跡エケトルプや、16〜...
エーレク【(ドイツ)Erec】
ハルトマン=フォン=アウエによる長編叙事詩。1180年から1190年ごろの成立。アーサー王伝説に属する作品で、若き騎士エーレクと、妃エーニーテ姫を中心とする物語。
エーレブルー【Örebro】
《「イョーレブロー」とも》スウェーデン南部の都市。ストックホルムの西約160キロメートル、スバルト川が注ぐイェルマレン湖の西岸に位置する。中世より交易拠点として栄えた。現在は、同国有数の靴製造業...
オアペック【OAPEC】
《Organization of Arab Petroleum Exporting Countries》産油国が、石油産業を中心とする経済活動の協力を目的に設立した国際機関。1968年、クウェー...
おいし‐こうげん【生石高原】
和歌山県北部、海草郡紀美野(きみの)町と有田(ありだ)郡有田川町にまたがる高原。郡境の長峰山脈の最高峰生石ヶ峰(標高870メートル)を中心とする隆起準平原。高さ500〜800メートルで、一面スス...
おいとこ‐ぶし【おいとこ節】
宮城県の民謡。仙台市を中心に東北地方で歌われる座敷歌。幕末ごろ、千葉・茨城地方で歌われた「高砂(たかさご)そうだよ」や「白桝(しらます)粉屋」が広まったものという。囃子詞(はやしことば)「おいと...
オイル‐ご【オイル語】
中世のフランスで、ロアール川より北の地域で話されていた言語。このうちパリを中心に行われていた方言が現代の標準フランス語の源になった。oïlは現代フランス語のouiにあたり、「然(しか)り」を意味...
おいわけ‐ぶし【追分節】
民謡の一。中山道と北国街道の分岐点であった信州追分の宿(長野県軽井沢町)の飯盛り女たちが、碓水(うすい)峠を往来する馬子(まご)のうたう馬子唄に三味線の手をつけたものが馬方三下がりまたは追分節(...
おうか‐しゅぎ【欧化主義】
国の制度・文化などをヨーロッパ風に変えようとする考え方や立場。特に、明治10〜20年代、井上馨外相を中心に条約改正交渉促進のためにとられた政策をいう。鹿鳴館の舞踏会に象徴される皮相的なもので終わった。