まる‐ぶしゅかん【丸仏手柑】
ミカン科の常緑小高木。ブシュカンの日本在来種で、九州南部の海岸地帯で栽培。枝にとげがあり、葉は楕円形。花は薄紫色。果実は鮮黄色の広楕円形で冬に熟し、香りが強く、砂糖漬けとする。かふち。
まるほやま‐こふん【丸保山古墳】
大阪府堺市北丸保園にある、5世紀の古墳。百舌鳥(もず)古墳群を構成する。前方後円墳で、長さ87メートル、高さ10メートル。埋葬部の構造は明らかではないが、墳丘からは円筒埴輪(はにわ)が出土。大山...
まる‐ほん【丸本】
1 省略・欠文などがなく、内容が全部そろっている書物。完本。→欠本 →抄本 →抜き本 2 義太夫節の本で、一部分を抜粋した抜き本などに対し、1曲全部を1冊に収めた版本。院本。
まるほん‐かぶき【丸本歌舞伎】
⇒義太夫狂言
まるほん‐もの【丸本物】
⇒義太夫狂言
まる‐ボイラー【丸ボイラー】
内部に石炭をたく炉筒や煙管がある円筒形のボイラー。低圧・小容量の場合に使用。炉筒ボイラー・煙管ボイラーなど。
まる‐ぼう【丸暴】
《「マル暴」とも書く。暴力団の「暴」を丸で囲ったことから》暴力団のこと。また、暴力団対策を担当する警察内の組織や刑事のこと。警察関係での隠語。
まる‐ぼうず【丸坊主】
1 頭髪を全部短く刈ったり、そり落としたりした頭。 2 山などの樹木がすっかりなくなること。
まる‐ぼし【丸干し】
ダイコンや小形の魚などを、その形のままで干すこと。また、その干したもの。
まる‐ぼり【丸彫(り)】
1 一塊の材料から像の全体を彫り出すこと。また、その彫刻。 2 断面がU字形になるように彫ること。→薬研彫(やげんぼ)り