こうご‐けい【口語形】
口語文の中で用いられる語形。主として活用語にいう。例えば、動詞の「ある」「する」、形容詞の「速い」「美しい」、形容動詞の「静かだ」「賑(にぎ)やかだ」など。⇔文語形。
こう‐し【交子】
中国で、宋の真宗のころ、主として四川地方で用いられた紙幣。初め私的取引に使われたが、のち仁宗のころに官営となった。
こうぞう‐しゅぎ【構造主義】
《(フランス)structuralisme》人間の社会的、文化的諸事象を可能ならしめている基底的な構造を研究しようとする立場。ソシュール以降の言語学理論を背景に、レビ=ストロースの人類学でこの方...
こうにんじょうがん‐じだい【弘仁貞観時代】
主として美術史上の時代区分で、平安前期の約100年間。密教美術を中心に展開。唐文化の影響を受けながらも、日本独自の様式を形成した。
こうふく‐じ【興福寺】
奈良市登大路町にある法相(ほっそう)宗の大本山。藤原氏の氏寺。南都七大寺の一。開創は7世紀中ごろ、藤原鎌足の死後、妻の鏡王女(かがみのおおきみ)が山城に建てた山階(やましな)寺に始まると伝えられ...
こうみんか‐きょういく【皇民化教育】
主として満州事変から太平洋戦争までの戦時中に、日本が朝鮮・台湾などの占領地や沖縄において行った日本文化への強制的な同化教育。日本語の常用、神社の建設や参拝、日の丸の掲揚、君が代の斉唱など。
こうみんか‐せいさく【皇民化政策】
主として満州事変から太平洋戦争までの戦時中に、日本が朝鮮・台湾などの占領地や沖縄において行った強制的な日本化政策。現地の住民を教化して戦時動員体制に組み込むことを主目的とし、創氏改名や一連の皇民...
こうらい‐ぢゃわん【高麗茶碗】
朝鮮から渡来して、桃山時代以降、茶人に抹茶茶碗として珍重された陶磁器の総称。主として李朝初期から中期にかけて焼かれたもので、井戸茶碗・三島手(みしまで)などがある。
こうらい‐もん【高麗門】
本柱2本と控え柱2本とからなる門。本柱上に切妻屋根、控え柱上にも別に屋根がかかる。主として城郭の門に用いられた。
こうわん‐りょかくかいうんぎょう【港湾旅客海運業】
主として港湾内で、船舶によって旅客の運送を行う事業。内陸水運業の一つ。