みんしゅ‐てき【民主的】
[形動]民主主義、または民主政治の趣旨にかなっているさま。「—な選出方法」
みんしゅてき‐しゃかいしゅぎ【民主的社会主義】
⇒社会民主主義
みんせい‐しゅぎ【民生主義】
孫文が唱えた三民主義の一。→三民主義
みんぞく‐しゅぎ【民族主義】
1 民族の存在・独立や利益また優越性を、確保または増進しようとする思想および運動。その極端な形は国家主義とよばれる。ナショナリズム。 2 孫文が唱えた三民主義の一。→三民主義
みんぽん‐しゅぎ【民本主義】
大正時代、吉野作造が主唱した民主主義思想。主権在民を内包する民主主義とは区別し、政治の目的は民衆の利福にあり、政策の決定は民衆の意向に従うべきと主張した。その目標は政党内閣制と普通選挙とにあり、...
みんゆう‐しゃ【民友社】
明治20年(1887)徳富蘇峰(とくとみそほう)が創立した出版社。雑誌「国民之友」を発刊、同23年「国民新聞」を創刊。初め平民主義を主張、のち国家主義的傾向に転じた。徳冨蘆花・竹越与三郎・山路愛...
ミーイズム【meism】
自分の幸福や満足を求めるだけで他には関心を払わない考え方。自己中心主義。
むかしつせきにん‐しゅぎ【無過失責任主義】
損害の発生について故意・過失がなくてもその賠償責任を負うという原則。鉱害・大気汚染・水質汚濁・原子力損害などについて適用される。→過失責任主義
むかんしんなひとびと【無関心な人々】
《原題、(イタリア)Gli indifferenti》イタリアの小説家、モラビアの処女長編小説。1929年に自費出版で刊行。ファシズム政権下のイタリアのブルジョワ階級の精神的頽廃(たいはい)を描...
むぎしなず【麦死なず】
石坂洋次郎の中編小説。昭和11年(1936)刊行。妻が共産主義運動にかぶれ、愛人の党員作家を追って上京してしまう事態に陥った地方教師の葛藤を描きつつ、昭和初期の左翼活動がはらむ問題を批判した作品。