かがくてき‐しゃかいしゅぎ【科学的社会主義】
歴史・社会構造の科学的分析に基づいて、社会主義社会への移行は歴史的必然であると主張する、マルクス・エンゲルスの社会主義思想。→空想的社会主義
かがく‐てつがく【科学哲学】
科学の存立根拠、科学的認識の確実さや妥当性を問う批判的哲学の総称。特に論理実証主義と分析哲学にこの傾向が顕著。
かく‐いつ【画一/劃一】
個々の事情や個性を考慮に入れないで、すべてを一様にそろえること。「—主義」「—化」
かくしん‐せいとう【革新政党】
現状を不満として、進歩主義的な立場から政治・経済・社会体制の変革を主張する政党。
かく‐てい【角觝】
[名](スル)《「角」はあらそう、「觝」はふれる意》力比べや相撲をすること。転じて、優劣を争うこと。「演劇を観、—を楽む者と雖も」〈秋水・社会主義神髄〉
かげき‐しそう【過激思想】
理想とする主義・主張を一挙に実現するためには過激な手段も辞さないほどに急進的な思想。
かことげんざい【過去と現在】
《原題Past and Present》カーライルの著作。1843年刊。英国の中世と現在を比較し、保守主義の立場から産業主義の弊害を訴えつつも、その健全な発展を期待する内容で、のちの英国の社会主...
かしつせきにん‐しゅぎ【過失責任主義】
損害の発生につき、故意・過失がある場合に限り加害者が賠償責任を負うこと。過失主義。→無過失責任主義
かぜはくさきにささやいた【風は草木にささやいた】
山村暮鳥の詩集。大正7年(1918)刊。キリストを主題とする人道主義的詩風の作品。
かそく‐しゅぎ【加速主義】
《accelerationism》 資本主義に由来する諸問題を克服するには、むしろ資本主義のプロセスを推し進め、資本主義の持つ国家や因習などを解体する作用に期待すべきとする思想。 [補説]自由貿...