ピエタ【(イタリア)pietá】
《敬虔(けいけん)の心、慈悲心の意》キリストの遺体を膝に抱いて嘆き悲しむ聖母マリアを表す絵画・彫刻の主題。嘆きの聖母像。 [補説]作品名別項。→ピエタ
ピュシス【(ギリシャ)physis】
《自然の意》人間の主観を離れて独立に存在し、変化する現象の根底をなす永遠に真なるもの。古代ギリシャの哲学者たちが神話的世界観から脱却したとき、最初の主題になった。フュシス。→ノモス
ピンク‐えいが【ピンク映画】
性的なことを主題にした成人映画。
ふうけい‐が【風景画】
風景を主題とする絵画。
ふたりのいいだ【ふたりのイーダ】
松谷みよ子の児童文学作品。広島の原爆を主題とする。昭和44年(1969)刊。「直樹とゆう子の物語」シリーズの第1作。
フランク‐ブリッジのしゅだいによるへんそうきょく【フランク=ブリッジの主題による変奏曲】
《原題、Variations on a Theme of Frank Bridge》ブリトゥンの弦楽合奏曲。1937年作曲。序奏と主題に続いて10の変奏からなる。作曲の師であるF=ブリッジに対す...
フーガ【(イタリア)fuga】
楽曲形式の一。一つ、あるいは複数の主題が次々と複雑に模倣・反復されていく対位法的楽曲。遁走曲(とんそうきょく)。
ぶんしょう‐ろん【文章論】
1 文章に関する論評。文章の主題・構成・文体などを論じるもの。 2 文法論において、文論・構文論・措辞(そじ)論・シンタックスなどの分野をさす語。品詞論に対していう。文章法。
へいしたち【兵士たち】
《原題、(ドイツ)Soldaten》ドイツの劇作家、ホーホフートによる戯曲。1967年の作品。英国の政治家チャーチルの戦争責任を主題とする。
へびとのけいやく【蛇との契約】
《原題、(イタリア)Il patto col serpente》イタリアの英文学者・文筆家のプラーツによるロマン主義の時代を主題とした美学評論。1972年刊。