らん‐かい【乱階】
1 乱の起こるきざし。「古えより偉人の出ずるは天下の—」〈魯庵・社会百面相〉 2 順序を越えて位階を進めること。越階(おっかい)。
らん‐かいはつ【乱開発】
[名](スル)住環境や自然・生態系の保全に配慮のなされない開発を行うこと。
らん‐かく【濫獲/乱獲】
[名](スル)鳥獣や魚類をむやみにとること。「—した結果、絶滅した鳥」
らんがし・い【乱がしい】
[形]《近世江戸語》騒がしい。うるさい。「—・いものは折り羽のたたきっこ」〈柳多留・一六〉
らん‐きりゅう【乱気流】
大気中の小さな渦による不規則な気流。高山の周辺や雷雲・ジェット気流に伴って発生することが多く、飛行中の航空機に動揺を与える。
らん‐ぎく【乱菊】
1 長い花びらが入り乱れて咲いている菊の花。また、その模様。 2 紋所の名。1を図案化したもの。
らん‐ぎゃく【乱逆】
謀反(むほん)。反逆。
らん‐ぎょう【乱行/濫行】
乱暴な行い。また、ふしだらなふるまい。らんこう。「酔って—に及ぶ」
らん‐ぎょく【闌曲/蘭曲/乱曲】
1 能における音曲の曲趣で、世阿弥が五つに分類した五音(ごおん)の一。闌(た)けたる位(くらい)の音曲。他の祝言・幽曲・恋慕・哀傷のすべてにわたり、かつ、それを超越した最高の曲風。 2 謡曲の一...
らん‐ぎり【乱切り】
料理で、材料を形は不規則に、大きさはほぼ同じに切ること。