にゅうか‐ざい【乳化剤】
乳化を容易にし、また、それを安定させる物質。多く界面活性剤が用いられる。
にゅう‐かん【乳管】
1 植物の、乳液を分泌する細胞が集まってできている管。タンポポ・ケシなどにみられる。 2 哺乳類の乳腺の各小葉から出て乳頭に開口する管。
にゅう‐がん【乳癌】
乳腺にできる癌。40歳以上の女性に多く、初め乳房にしこりができるが、痛みはない。早期発見による切除のほか、放射線や制癌剤による治療がある。
にゅう‐ぎゅう【乳牛】
乳をとることを目的として飼育される牛。
にゅう‐ぎょう【乳業】
牛乳や乳製品を製造する事業。
にゅう‐こ【乳虎】
出産後の乳飲み子をもつ雌虎。性質が最も狂暴だという。
にゅう‐こう【乳光】
⇒蛋白光
にゅう‐こう【乳香】
カンラン科の常緑高木。また、その樹脂。葉は羽状複葉。白色または淡紅色の小花を円錐状につける。北アフリカの原産。樹脂は芳香があり、古代エジプト時代からの薫香料。
にゅう‐こけいぶん【乳固形分】
乳製品に含まれる、水分以外の成分。無脂乳固形分と乳脂肪分がある。
にゅう‐さん【乳酸】
有機酸の一。無色の柱状結晶。水・エタノールに溶ける。動物体内に存在し、解糖の最終生成物で、筋肉中に蓄積されると疲労の原因となる。また乳酸菌による発酵で生じ、薄い水溶液はさわやかな酸味をもち、清涼...