かんそう‐こうぼ【乾燥酵母】
酵母を乾燥し粉末としたもの。酵母の生存している製パン用のものと、酵母が生存していないビタミン剤・食品・飼料用のものがある。ドライイースト。
かんそう‐ざい【乾燥剤】
1 水分を除去し、乾燥させるために用いる吸湿性の強い物質。塩化カルシウム・濃硫酸やシリカゲルなど。防湿剤。 2 ワニス油・ボイル油などの油脂の酸化乾燥を速めるために加える金属化合物。鉛やマンガン...
かんそう‐しつ【乾燥室】
物を乾燥させるために、熱空気を通すなどの装置をした部屋。
かんそう‐じゅうりょう【乾燥重量】
1 水分を含むものを乾燥させたときの重量。「樹木の—を測る」 2 燃料や潤滑油・冷却水などを充塡していない状態での、自動車やバイクなどの重量。ドライウエイト。→車両重量 →車両総重量
かんそう‐たい【乾燥帯】
乾燥気候の地域。南北の回帰線付近の緯度で、大陸の西側に多い。
かんそう‐ちけい【乾燥地形】
乾燥気候の地域に発達する地形。風化作用や一時的な豪雨による流水作用で、砂漠・ワジ・岩石床・きのこ岩などの景観が見られる。
かんそう‐ひょうほん【乾燥標本】
長期保存できるよう、生物体を乾燥させた標本。植物の押し葉標本や外骨格をもつ昆虫類などを乾燥させた標本を指す。
かんそう‐むみ【乾燥無味】
[名・形動]潤いがなく、おもしろみのないこと。また、そのさま。無味乾燥。「—な小説」
かんそう‐やさい【乾燥野菜】
乾燥させて保存の利くようにした野菜。凍結乾燥したり生干しにしたりしたもの。
かん‐たい【環帯】
1 シダ類の胞子嚢(ほうしのう)上に、一列または一団をなして輪のように並んでいる細胞。乾燥すると収縮するため胞子嚢が裂け、胞子を放出する。 2 ミミズ・ヒル類の体の前方にある、他の部分と色を異に...