ひょう‐ほん【標本】
1 見本。典型。代表的な例。「俗物の—のような男」 2 生物・鉱物などを、研究資料とするために、適当な処理をして保存できるようにしたもの。アルコール・ホルマリンなどにつける液浸標本、乾燥による押...
ひょうほん‐むし【標本虫】
1 甲虫目ヒョウホンムシ科の昆虫の総称。体長2〜5ミリ。体は卵形または円筒形で頭部は小さく、黒色から黄褐色。乾燥した動植物質を餌とする。 2 動物の乾燥標本や乾燥食品を食害する昆虫。カツオブシム...
ひら‐まきえ【平蒔絵】
蒔絵の技法の一。漆で文様を描き、金・銀・錫(すず)粉などを蒔きつけて乾燥させ、のち文様の部分だけ漆をつけて磨いたもの。平安時代に始まった。
ひろず‐こが【広頭小蛾】
鱗翅(りんし)目ヒロズコガ科の昆虫の総称。小形のガで、頭部は直立した毛に覆われて幅広く見え、翅(はね)の幅は狭い。幼虫は乾燥した動植物質・毛皮などを食う。
ヒート‐ガン【heat gun】
電熱線で発生させた高熱の空気を吹き出す機器。塗装の乾燥・軟化・除去、熱可塑性樹脂の加工、氷の解凍などに用いられる。ホットガン。ヒーティングガン。
びぜん‐くらげ【備前水母】
ハチクラゲ綱ビゼンクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。傘は半球形で直径50センチにもなり、厚くて硬く、青藍色。口腕は8本ある。瀬戸内海・九州・朝鮮半島に分布。食塩などに漬け、乾燥させたものは中国料...
ビタミン‐エー【ビタミンA】
脂溶性ビタミンの一。肝油・卵黄・バターなどに多く含まれ、植物中のカロテンも体内でこれに変化する。A1(レチノール)・A2がある。欠乏すると発育不良・夜盲症や角膜・皮膚の乾燥などを起こす。
びわよう‐とう【枇杷葉湯】
1 乾燥したビワの葉などの煎じ汁。暑気あたりや下り腹などに用いた。京都烏丸に本舗があり、夏、江戸で、試飲させながら行商した。《季 夏》 2 《宣伝のため路上で1をだれにでも飲ませたところから》浮...
ビードロ‐がみ【ビードロ紙】
寒天を板に流して乾燥させ紙状にしたもの。近世、タバコ入れなどに用いた。
ビーフン【米粉】
《(中国語)》米の粉で作った白くて細い乾燥麺(めん)。