ほし‐うり【干し瓜/乾し瓜】
干した瓜。瓜を縦割りにして種を取り、塩をつけて干したもの。《季 夏》「—や汐にながれしうつせ貝/暁台」
ほし‐えび【干し海老/乾し蝦】
エビを素干し、または煮干しにしたもの。
ほし‐か【干し鰯/乾し鰮】
イワシを乾燥させて作った肥料。江戸後期からタバコ・綿などの栽培に用いられ、商品作物の生産拡大をもたらした。
ほし‐がき【干(し)柿/乾し柿】
渋柿の皮をむいて天日で干し、甘くしたもの。干し方により、串柿(くしがき)・つるし柿・転柿(ころがき)などとよぶ。《季 秋》
ほし‐がれい【干し鰈/乾し鰈】
えらや内臓を取り去って干したカレイ。《季 春》「—はららご共に焼けてけり/友二」
ほし‐くさ【干(し)草/乾し草】
刈り取って干した草。家畜の飼料などにする。《季 夏》
ほしくさぐるま【干し草車】
《原題、The Hay Wain》⇒秣車
ほし‐ぐり【干し栗/乾し栗】
栗の実をゆで、皮をむいて干したもの。
ほし‐こ【干し海鼠/乾し海鼠】
「海参(いりこ)」に同じ。
ほし‐ころ・す【干(し)殺す/乾し殺す】
[動サ五(四)]飢えさせて殺す。餓死させる。「家族を—・すつもりか」