すって‐の‐こと【既の事】
[副]《「すでのこと」の変化した語》もう少しのところで。すんでのこと。「おのれが事で今も今、親父様達が—に切っつ、拊(は)っつ」〈浄・双蝶蝶〉
すで‐の‐こと【既の事】
[副]もう少しのところで。すんでのこと。「—にわしが買ふところぢゃあったわいの」〈滑・膝栗毛・八〉
する事(こと)なす事(こと)
する事のすべて。する事がみな。「—裏目に出る」
すんで‐の‐こと【既の事/已の事】
[副]《「すでのこと」の撥音添加》「既(すんで)に」に同じ。「—で忘れるところだった」「—に事故を起こすところだった」
ず【事】
⇒じ
せいしゅう‐の‐じゅうじ【青州の従事】
《「世説新語」術解から》よい酒。美酒。
せい‐じ【世事】
1 世間の俗事。せじ。 2 僧が定められている以外の食事をとること。 3 和船で、炊事を行う部屋。
せい‐じ【成事】
成し終わったこと。すでに成った事柄。「—は説かず」
せい‐じ【政事】
政治上の事柄・仕事。まつりごと。
せい‐じ【盛事】
規模が大きくてりっぱな事柄。盛大な行事。「創立百年の—に招待される」