ばんさい‐るい【板鰓類】
軟骨魚綱板鰓亜綱の魚の総称。サメ類・エイ類の大部分が含まれる。えら・えらあなは5〜7対あり、体表には楯鱗(じゅんりん)とよぶざらざらしたうろこがある。海産で肉食性。
ふくそく‐るい【腹足類】
腹足綱の軟体動物の総称。巻き貝の類で、多くは体がねじれて左右不相称となり、螺旋(らせん)形の貝殻をもつ。腹面全部が幅広い足となり、はい歩くものが多い。陸産・淡水産・海産があり、アワビなどの前鰓(...
ほうせき‐さんご【宝石珊瑚】
装飾品として使用されるサンゴの総称。花虫(かちゅう)綱八放サンゴ亜綱ヤギ目サンゴ科に属する。アカサンゴ・モモイロサンゴ・シロサンゴなど。骨格を研磨すると美しい光沢が得られる。
むし‐こんちゅう【無翅昆虫】
無翅亜綱の昆虫の総称。本質的に翅(はね)をもたず、原始的で、無変態。トビムシ・カマアシムシ・シミなどが含まれる。無翅類。⇔有翅昆虫。
ゆうし‐こんちゅう【有翅昆虫】
有翅亜綱の昆虫の総称。昆虫の大部分が含まれる。胸部に二対の翅(はね)をもち、運動機能は大。翅が膜質のハチ、硬いクチクラで覆われる甲虫、鱗粉(りんぷん)で覆われるチョウ、一対しかなくなったハエ、退...
ゆうはい‐るい【有肺類】
腹足綱有肺亜綱の軟体動物の総称。カタツムリ・ナメクジ・モノアラガイなど、陸生の巻き貝が主。えらをもたず、外套膜(がいとうまく)の変化した肺で呼吸をする。雌雄同体。
ろっぽう‐さんご【六放珊瑚】
花虫綱六放サンゴ亜綱の腔腸(こうちょう)動物の総称。ポリプの胃腔の隔壁と触手とが6またはその倍数となるもの。イソギンチャク・イシサンゴなど。