きんたろう【金太郎】
源頼光の四天王の一人、坂田金時(さかたのきんとき)の幼名。相模の足柄(あしがら)山に住む山姥(やまうば)の子といわれ、獣を友として育った怪力の持ち主。浄瑠璃・歌舞伎では怪(快)童丸の名で登場。...
きんだい‐くみきょく【近代組曲】
19世紀後半以降に発達した器楽曲の形式の一。オペラ・バレエ・劇音楽などの一部を抜粋し、いくつかの自由な形式の管弦楽曲として配列したもの。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」、ビゼーの「アルルの女...
きんぴら‐じょうるり【金平浄瑠璃】
古浄瑠璃の流派の一。薩摩浄雲の弟子江戸和泉太夫(のちの桜井丹波少掾(さくらいたんばのしょうじょう))が創始。多くは金平の武勇談が主題で、荒々しい人形の演出が元禄以前の江戸で盛行、江戸歌舞伎の荒事...
きんぴら‐にんぎょう【金平人形】
金平浄瑠璃の主人公、金平に似せて作った人形。
キーロフ【Kirov/Киров】
ロシア連邦西部、キーロフ州の都市。同州の州都。旧称フリイノフ、続いてブヤトカ。ウラル山脈西麓、ブヤトカ川沿いに位置する河港都市。シベリア鉄道が通る。機械工業、化学工業が盛んなほか、人形などの玩具...
ぎだゆう‐きょうげん【義太夫狂言】
歌舞伎狂言で、人形浄瑠璃の戯曲を移入したもの。義太夫節で劇を進行させる。丸本(まるほん)物。丸本歌舞伎。でんでん物。竹本劇。義太夫物。
ぎだゆう‐ぶし【義太夫節】
浄瑠璃の流派の一。貞享年間(1684〜1688)に竹本義太夫が始め、のち竹本・豊竹二派に分かれた。物語の筋、せりふに三味線の伴奏で節をつけ語るもので、操り人形劇と結びついて発達。非常に流行したた...
ギニョール【(フランス)guignol】
《「ギニョル」とも》操り人形で、人形の胴体の中に手を入れて指で操るもの。また、それによる人形劇。
ぎば
歌舞伎の立ち回りで、投げられたり蹴(け)られたりしたときに、飛び上がって尻もちをつき、足を開いて前に投げ出す動作。人形浄瑠璃でもいう。 [補説]ふつう「ギバ」と書く。
ギーンゲン【Giengen】
ドイツ南部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市。テディーベアで知られるドイツの人形メーカー、シュタイフ社の本社工場および体験型博物館シュタイフワールドがある。