じんしん‐とりひき【人身取引】
人身売買と同義。売春・強制労働・臓器摘出といった搾取を目的として、暴力・脅迫・誘拐・詐欺などの手段を用いて人を連れ去り、売買すること。
じんしんとりひき‐ぎていしょ【人身取引議定書】
《「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人(特に女性及び児童)の取引を防止し、抑止し及び処罰するための議定書」の略称》国際組織犯罪防止条約を捕捉する議定書の一つ。人身取引を防止す...
人心(じんしん)の同(おな)じからざるは其(そ)の面(おもて)の如(ごと)し
《「春秋左氏伝」襄公三一年から》人の顔つきがみなそれぞれ違っているのと同様、人の心もそれぞれ違っているということ。人心は面の如し。
じんしん‐の‐じゆう【人身の自由】
⇒身体の自由
じんしん‐ばいばい【人身売買】
人格を無視して、人間を物品同様に売買すること。奴隷売買はその代表例。
じんしんばいばいきんし‐れい【人身売買禁止令】
⇒芸娼妓解放令(げいしょうぎかいほうれい)
じんしんばいばい‐ざい【人身売買罪】
人の自由を奪って身柄を売買する罪。刑法第226条の2が禁じる。成人を買った者は3か月以上5年以下の懲役に、未成年者を買った者は3か月以上7年以下の懲役に処せられる。また、売った者と、買った目的が...
じんしんほご‐ほう【人身保護法】
基本的人権を保障する日本国憲法の精神に基づき、不当に奪われている人身の自由を、司法裁判によって迅速かつ容易に回復させることを目的として制定された法律。昭和23年(1948)施行。
じんしんほご‐りつ【人身保護律】
1679年、英国議会が国王チャールズ2世の専制に対して、法によらない逮捕や裁判を禁じ、人権保護を確立するために制定した法律。
じん‐じ【人事】
1 人間社会の出来事。人世の事件。自然の事柄に対していう。「—に煩わされる」 2 人間の力でできる事柄。人間が行う事柄。「—を尽くす」 3 社会・機構・組織などの中で、個人の身分・地位・能力の決...