にんげん‐かんけい【人間関係】
集団や組織内における人と人との関係。特に成員相互の間の心理的関係をいう。ヒューマンリレーションズ。
にんげん‐がく【人間学】
人間の本質を哲学的に研究する学問。神や宇宙に対する人間の関係あるいは身体や精神の在り方など、人間に関する考察は古くからなされてきたが、人間学という概念は近世になってからできたもので、哲学の基礎学...
にんげんがくてき‐しょうめい【人間学的証明】
《(フランス)preuve anthropologique》デカルトによる神の存在証明の一。人間は自分が不完全であることを完全者たる神の観念に比較して知る。しかし、この完全者の観念を不完全な存在...
にんげんがた‐ロボット【人間型ロボット】
⇒人型ロボット
にんげん‐きかいろん【人間機械論】
《(フランス)homme-machine》人間のあらゆる機能は物理的に分析できるとし、人間は一種の機械であるとする考え。フランスのラ=メトリの同名の著書によって確立。
にんげんきげき【人間喜劇】
《原題、(フランス)La Comédie humaine》バルザックが自作の小説九十数編に付けた総題。風俗的研究・哲学的研究・分析的研究の3部に大別。大革命直後から二月革命直前までのフランスの完...
にんげんきょう【人間経】
吉井勇の歌集。昭和9年(1934)刊行。
にんげん‐ぎょらい【人間魚雷】
人間が乗って操縦する魚雷。第二次大戦中にイタリアが使用したものは爆発前に人間が脱出するものであったが、旧日本海軍の回天と命名されたものは、乗員が乗ったまま敵艦に体当たりする特攻兵器であった。
にんげん‐ぎらい【人間嫌い】
世間の人とつきあうのを嫌うこと。また、その人。 [補説]戯曲名別項。→人間嫌い
にんげんぎらい【人間嫌い】
《原題、(フランス)Le Misanthrope》モリエールの戯曲。5幕。1666年初演。上流社会の不義・不正や虚偽を憎む人間嫌いの潔癖な青年アルセストが、社交界好きの未亡人に恋するというジレ...